婚約指輪と両家

日本では昔から結婚を前提としたお付き合いをする際、結納という儀式を行ってきました。

でも現在では結納を行う事が少なくなり、婚約指輪を贈り家族同士で食事会などの略式的な婚約のお祝いを行う、という両家が多くなっています。

結納にはかなりお金がかかるという点もありますが、お互いの家族が結婚する二人、お互いの家族を知るということが前提の儀式なので、結納に費用をかけずとも食事会などを楽しく行い、将来一緒になる二人のお祝いをすればいいじゃないか、という事なのでしょう。

婚約指輪の起源としては、古代ローマから始まっています。

古代ローマで博物誌家のプリニウスという人が結婚する相手に鉄の指輪を贈ったことが婚約指輪の起源とされています。

当時金や銀を利用するという習慣はなく、鉄の指輪を約束として贈ったことが記されています。

この後からは、結婚する人に指輪を贈るという習慣が各地に広まっていきました。

今はダイヤモンドの指輪が主流となっていますが、例えば王族などは代々受け継がれてきた指輪や、祖父母の形見の指輪など自分が一番大切だと思う指輪を婚約相手に贈る事が多いようです。

一般の方々の中でも、お母さんやおばあちゃんが受けついできた指輪を婚約指輪に頂くという事があります。

結婚は二人だけのものではなく、家族がその先にもつながっていくということを指輪に込めているような気がします。

夫となる人の思いだけではなく、それぞれの家族の思いがこもっている婚約指輪は、大切にしていきたいものです。

コメントは受け付けていません。

Filed under 婚約指輪の歴史

Comments are closed.